総評 自分の中の定義に従って行動する
物事や日々の生活での考えは、
自分の中の定義に従って行動することの大切さを学びました。
多様性になった社会においては、
一つの視点で物事を決めるのは難しく
多様な物差しが必要になってくる。
そういった多様な物差しを見つけるためには、
会社以外のコミュニティを持つことで視点、視野を広げる。
そのためにも時間の余白を作り、「外」の世界に向けて行動する。
また他の人の視点に合わせて考えを理解をすることも
大切なことであり、会社においても同じことが言える。
そういった行動の中で自分の定義を作り出す。
定義の中には長所、短所など自分の個性などなど。
誰かが言ったからではなく、
自分で考えて、定義する。
自分で選び、自分で考え、自分がハッピーになれるあり方を、自分で見出していく。
以下各章ごとに「学んだこと」を中心にまとめました。
第一章 正解に囚われない発想力
・既存のルールでは限界がある。なので多様な物差しで物事やモチベーションを
考えなければならない。
・ルールを疑わない人は思考停止する。
・自分の課題など視点がわからない場合は「外」の世界を利用する。
第一章ではそもそもの自分の考え方を点検できる内容でした。
変化が激しい世の中。一つの物差しで考えるのは確かに限界があるなと思いました。
また会社のルール。なぜそのルールを守るのか。普段考えていなかった本質な部分も
改めて気づくも部分もありました。
特に「誰かが決めたルールはラク」はっとさせられました
〜するべき。こうあるべき。
べき論が多い世の中。そして正解が多様に増えた今。
自分のやりたいことや課題を見つけなければならない。
もし今わからないのであれば、コミュニティを利用、「外」の世界を利用して
新しい「物差し」を見つけて考えてみる。
自分の人生で起こることは自分で選択する自由を取り戻す。
第二章 思い込みから自分になる思考法
・自分の定義で行動する。
・時間の余白を考えることが大事。
思い込みこそ、自分の思考のクセが出ると思いました。
例えば仕事で失敗をした時。
「その失敗」を失敗と考えないで、
「物事を試しただけ」や「成功への確率を上げる行動」と捉えるか。
そして思い込みは失敗だけではなく、自分が普段生活している中でもあり、
例えが会社。
先ほども話した会社でのルール。
誰かが決めたルールは時に本質を考えることができなくなり、
そういった思い込みで考えの自由さがなくなることもあると思いました。
そして一つのルールだけではない、
多様な価値観オープンになっているこの時代に
自分の定義で行動が大事になってくるなと合わせて思いました。
自分の定義を見つける上でやはり「外」の世界を知ること。
そのためにも時間に余白を作る事がまず第一歩。
今自分は何に時間を使っているのか一度考えるのもありだなと思いました。
そういった行動が結果的に視野が広がり自分の定義というのを作りだす事が出来る。
第三章 課題を発見していく認知力
・物事の判断基準は自分が定義する
・これからの時代は「意味」より「ストーリー」が大事になる
・目的やゴールは常に変化する
様々なルールがある中で、何を持って成功したのか。
そういった判断基準は自分が定義で判断する。
会社の中での成功はどうしても他人軸になってしまう。
もしかしたら、会社の中だと自分で定義した判断基準
で考えることは難しいかもしれない。
その中でも例えば、
「資料のデータが上手く整理できた」や
「プレゼンでこの言葉を発言することができた」など
物事に対しての「プロセス、過程」は
自分が定義した考えが使える場面かもしれない。
そういった考えができれば、
人生の終わりまでの今のこの過程を楽しむことにも応用できる。
すでに製品の機能が差別化できない時代。
「プロセス、過程」が結果としてその人のストーリーを作り
よりオンリーワンの存在になる可能性もあるかもしれないと思った。
そして何かの漫画やアニメのように、
目的やゴールも色んな変化があってもいい。
第四章 新時代のマネジメント作法
・管理職は経営者とプレイヤーを繋ぐ役割
・プレイヤー層は全ては見てもらえないと理解する。
・その人が見ている世界を理解することが大事。
今の日本の会社制度ルールでは
年功序列、昇給によって何も考えなくても管理職になる。
結果、本質的な思考が抜ける可能性だってある。
管理職はあくまで経営者とプレイヤーをつなぐ役割。
ただ管理職は名誉として与えているので
役割として動いてる会社が少ない。
またそういった役割はなったから全てが上手くいくわけではなく、
トレーニングが必要。新人研修などあるが、
確かに管理職のトレーニングというのはあまり聞かないと思った。
そしてプレイヤーが失敗した時などは
そのプレイヤーの見ている世界を理解する事が
管理職としての役割として果たせる一つ行動だと思った。
プレイヤーも今後管理職になることを見据えて、
今目の前に起きていることではなく、
そしてプレイヤーの全ての行動を把握していないという前提で
管理職が何を求めているのか。
考えて行動する必要がある。
会社の中でも上司が言ったことに従うだけではなく、
そもそもなぜそう言った発言をしたのかなど
本質的な考えが改めて必要だと思った。
第五章 視野を広げる人間関係
・環境は自分で選択することができる。
・様々なコミュニティを持つことが自分の視野を上げる。
・相手に過度に期待しないことも自分がコントロールできる部分。
自分の個性は変えることは難しい。
ただ、仕事やプライベート、仕事以外のコミュニティーなどの
環境を選ぶことは自分でコントロール、選択することはできる。
また選んだ環境、コミュニティーを複数持つ事が
自分の個性のできること、できないことがより鮮明になる。
それは仕事においても
自分のできることやスキルが分かり、
会社、社会全体に貢献できる部分も明確になる。
結果として他者貢献として人間関係も上手くいく。
人間関係においては「相手を褒める」
人の欠けている部分は一目で分かるが、
人の良い部分はその人を細かい部分まで見ないと分からない。
どうしても気が合わない場合は、
自分と相手は違うという前提を理解をして
事実を元に上手く怒る。
相手に期待せずに
相手のことをあきらめて
過度に期待しないことも
自分がコントロールできる部分と考える。
第六章 ストレスをなくすシェア力
・自分の長所は自分で決めていい。
・多様な物差しで考えてもいい。
・自分の中にある種の余裕を持たせておく必要性
物事を正しいか正しくないかで考えると、
自分で簡単に選択できるものではないので
根本的な基準も社会全体を通しても曖昧。
会社の判断基準や環境によって
変えられない部分があるかもしれないが、
「決めない」ことも自分で決められること。
自分の得意な部分は
環境によって短所になるなど
一つの物差しでは測れない部分が多い。
なので、自分の得意な部分は自分で決めていい。
また短所も
短所と指摘されている部分が
ものさしを変えれば短所でもなんでもない。
時には自分に甘くてもいいし、
そんな自分を認めてもいい。
そして短所の部分は、
自分だけが考えるのではなく、
先に周りシェアするなど
他の人に助けてもらう手もあることを忘れないこと。
長所に関しても、発揮できる環境は
どんな時に自分の機嫌がよくなるのか。
音楽を聴いている時なのか。
本を読んでいる時なのか。
事前に知っておく。
そういった行動の中で
自分の中にある種の余裕を持たせておく事が重要。
長所、短所のみならず
自分全体のことを
自分で選び、自分で考え、自分がハッピーになれるあり方を、自分で見出していく。
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