結論、今までやりたいことが見つからなかった人におすすめです。
けんすうさんの著書「物語思考」を購入しました。
全体的に感じた部分としては、
・各章なぜその考えが必要なのか丁寧に書かれている。
・行動アクションへの提案が段階を踏んで書かれている。
・物語思考という考え方を噛み砕いて説明してくれている。
という事を全体的に感じました。
そして読み終わった後に
もしこの考えを少しでも習得できたらとワクワクしている自分がいました。
ステップごとに解説されており、ステップ5まで
物語思考について解説されています。
今までビジネス書を読んで、
・結局やりたい、なりたいことがわからなかった
・どう行動すればいいかわからなかった
・夢中になれ！と言われても、夢中になるものがわからなかった
と思った人にはぜひおすすめの本です。
参考になった部分を中心に紹介します！
【参考になった】なりたい状態は未来の姿を考えてみる。
まずステップ1に行く前に
「本書の使い方」について書かれているかつ
各章それぞれワークが用意されており
自分の考えと足並みが揃って最初から読みやすいです！
特にステップ1では、
自分にとってはなりたい状態とはどういう状態なのか。
・10年後なりたい姿を100個書く
・自分のコンプレックスから考える
・年代から考えてみる
など様々なアプローチから
自分のなりたい状態について考えることができます。
特に、
未来から自分のなりたい状態を考えてみる。
どうしてもなりたい状態を考えた時に、本書でも書かれていますが、
「昨日までの自分がこうだから、今日の自分がある」
という考える人が多いと思います。
（自分もそうでした）
そして未来から自分のなりたい状態を考えた時に
できるだけ自由に考えてみる。
自由って言われても困るよ！
と思った方は
上記に書いてあった「10年後なりたい姿を100個書く」を
本書では
・いつか住みたい場所は？
・始めたい趣味は？
・どんな家庭を住みたい？
など考える上で参考になるような質問がたくさん書かれています。
【参考になった】行動から性格が変わる。
上記を考えた後、
自分になりたい状態に近づくためにキャラを考えてみる。
そしてそのキャラがどんな行動を取るかを考え、実際に考えてみる。
ここが本書のサビに当たる部分かなと思いました。
その中で特に印象に残った部分は、
「自分は優しい人間だから、優しい行動をしている」ではなく、
物語思考ステップ3 そのキャラを実際に動かす
「優しい行動をする姿を見て、優しい人だと認識している」
これは周り人だけではなく、自分もその行動を見て
優しい人だと認識するということ。
なので想定したキャラが普段どういう行動を取るのか、
そして実際に行動をする。
なによりもなりたいキャラで行動しているので、
なりたい状態なる過程も楽しみながら積み重ねることができるのかなと思いました。
結果を早く出したい人にはおすすめできない本です。
「早く結論を教えてくれ！」
「すぐに現状を変えたい！」
と思っている人にとってはスピード感が合わないかもしれません。
読んで思ったことは、
「物語思考」はすぐに結果は出ないが
少しずつ過程を作っていくことで
なりたい状態自分に近づける可能性が大きく近づく。
この本を読んで今すぐ行動しろ！
そんなリーダー的な本ではなく、
コーチのような自分のペースに並走してくれる本かなと思いました。
本書でも書いてありますが、
なりたい状態に近づくキャラを考える際も
最初から完璧を目指さない。
なりたい状態もキャラもアップデートをしていくもの。
こういった考えが大事かもしれません。
まとめ 過程を楽しみながら進めていく本。
冒頭でも書きましたが、
・結局やりたい、なりたいことがわからなかった
・どう行動すればいいかわからなかった
・夢中になれ！と言われても、夢中になるものがわからなかった
と思った人にはぜひおすすめの本です。
キャラを考えて実際に行動してみる。
実際に行動する過程も楽しくなりそう。
そんなことを感じることができる本でした！
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