結論、物事の考え方の幅が広がります。
「地頭力」と聞いて、うっ。となったのは正直な部分でした。
小さい頃から勉強が得意、その後有名大学を卒業する人が
「地頭力」というのを持っているんだろうなと勝手に思っていました。
でもそんなことはなかった。
今まで一方しかなかった自分の考え方が
上からの目線、下からの目線など見方の幅が広がります。
・毎日の行動パターンが決まっている。
・休日に「暇だ」「することがない」と思うことが多い。
・思いついたことから始めている。
上記にあてはまった人はぜひおすすめです!
【ここが参考になった!】自分の考え方の点検ができる。
この本は
「仮説思考力」「フレーム思考力」「抽象化思考力」の考え方について
紹介してくれます。それぞれの考え方を読んで感じたのは、
普段自分がどういった考え方をしているのかなど、
自分の考え方の点検ができること。
例えば、本の冒頭では
[結論から考える「仮説思考力」チェック]
などそれぞれの思考力についてチェック診断ができます。
考え方を学ぶ前に、
自分の普段の考え方で足りない部分が分かる。
そして考え方の点検は、
・前の車がやたらとブレーキを踏んであやしい動きをしている
・「今の若者は」というおやじ
・ビジネスと戦争の共通点と相違点
など例えば話を出しながら紹介してくれるので
非常に読みやすかったです。
実生活に落とし込むには時間がかかりそう。
各章それぞれ考え方について細かい部分まで書いてあり、
非常に読みやすかったですが、
自分の普段の生活に落とし込むには時間がかかりそうだと思いました。
例えば、上司に仕事をお願いされた時に
本で紹介されている「抽象化思考」を使おうと思った時に
どのように思考をして仕事をしていくのか。
特に普段マルチタスクで仕事をしている人にとっては
仕事の隙間に思考を入れ込む時間がないかもしれない。
でも全体的には非常にためになった本。
毎日の行動パターンが決まっている人にはおすすめ。
上記のように自分の生活に落とし込むには時間がかかるかもしれないが、
少しずつ少しずつ「思考」を落とし込む作業をすれば、
もしかしたら通勤やルーティンになっている仕事など
普段見慣れている、やり慣れている事柄、
思考によって違う側面が見えてくるかもしれない。
毎日の行動パターンが決まっている人にはおすすめです!
コメント